Q: アートセラピーは、今話題の「左脳」や「右脳」とも関係があるのでしょうか?
A: はい。あります。
脳には「左脳」と「右脳」がありますが、それぞれの「担当」があります。
「左脳」は、計算(人付き合いの駆け引きも含みます。)や理論などを、
「右脳」は、感覚や情緒・ヒラメキなどを担当しています。
普段の生活では、人間は社会生活を営む為、様々な計算や理論を使って行動している為、
おのずと「左脳」を酷使している状態となっています。
この為、常に「脳が疲れている」または「脳にストレスが溜まっている」状態に陥りがちとなります。
この状態はつまり、人間にとって「疲れた」・・・と感じる状態です。
上記のように、日常で「左脳」は良く使っているのですが、「右脳」はどうでしょうか・・・?
「右脳」は、基本的に「心地よい」または「楽しい」と人間が感じる分野を担当しますから、
自分が好きな音楽を聴いている時や、お風呂にゆっくり使っている時、
美味しいものを食べている時などに良く働きます。
つまり、「右脳」が働いている時は、人間がリラックスしやすい状態である・・・という事が出来ます。
面白い事に、「右脳」が働いている間は、「左脳」は「少し」休憩することが出来ます。
全く働かなくなる・・・という事ではないのですが、普段よりも「左脳を休める」事が出来ます。
この「左脳を休憩させる」という事と、「右脳を使って心地よい体験をしてリラックスする」という事は、
「脳の疲れを取る」為に、非常に有効な方法となります。
この効果を得る為の1つの手段として、「アートセラピー」があります。
「アートセラピー」で使うクレヨンなどの「色」や粘土などの「感触」は、「感覚」を刺激すると共に、「右脳」を刺激し、
人間にとって「心地よさ」を感じさせます。
この事で、上記のように、普段酷使している「左脳」を休めることが出来ますし、
「リラックス効果」も得ることが出来るのです。
Q: アートセラピーに興味はあるのですが、絵が苦手です。
絵が下手でも、大丈夫でしょうか?
A: アートセラピーでの絵を描くワークでは、学校のような「絵の批評」は一切しません。
と申しますのは、上手に描くことが目的ではなく、「気持ちよく描ける」ことが大切だからです。
実は、絵を描くことに苦手意識を持っていらっしゃる方は沢山いらっしゃいます。
何を隠そう、私も、その一人です。
これは、学校教育で「絵を採点される」経験をしたことが原因かもしれません。
「絵を採点する」ことにも意味はあるのですが、アートセラピーでは、絵の批評は目的ではありません。
どれだけ気持ちよく描けるか、描いたあとすっきり出来るか・・・が大切なのです。
絵の苦手な方の方が、自分の内面をたくさん絵に表現されていらっしゃる場合もございます。
安心して、ご参加下さい。
Q: アートセラピーでは、どんなものを使うのですか?
A: これは、アートセラピーを行う場所や目的で様々なのですが、
当スタジオでは、アートセラピーのうち、絵画療法を主として行っています。
ですから、使うものとしては、クレヨン・クレパス・色えんぴつ・水彩絵の具・ポスターカラー・画用紙などですが、
その他、立体物を作ることもございますので、その場合は、紙粘土・色粘土・いろがみ・厚紙・ビーズ・モール・貝殻etc.・・・を使います。
みなさん、最初は戸惑われますが、子供の頃に触った粘土の感触などを思い出しながら、
「懐かしい・・・」と言って、楽しく製作されています。
出来上がった作品を見て、色々思うことや気づくこともあり、なかなか内容の濃い時間ではあります。
Q: 講座で話したことは、内緒にしておきたいのですが・・・。
A: もちろん、セラピストは守秘義務(口外しない義務)がございますので、
講座中にお話した事、された事を、外部に話したり公開することはございません。
安心して、のびのびとアートセラピーを楽しんで頂ける様、配慮しております。
Q: アートセラピスト養成講座は、どのような方が受講されていらっしゃるのですか?
A: OLさん・主婦の方、学生さんの他、
専門職として看護師さん・保育士さん・ヘルパーさん・教師の方々もいらっしゃいます。
Q: アートセラピスト養成講座を受講された後、
みなさん、どのようにして、アートセラピーを生かしていらっしゃるのでしょうか?
A: OLさん・主婦の方、学生さんなどは、生涯教育として学ばれ、
ご家族やご自身のメンタルケアやリフレッシュに利用されていらっしゃいます。
また、+専門知識を学ばれ、
心理カウンセラーやアートセラピストなどの職業に就かれる方もいらっしゃいます。
すでに専門職の看護師さん・保育士さん・ヘルパーさん・教師の方々などは、
ご自身のメンタルケアに生かしていらっしゃると共に、
職場でも、患者さんや生徒さん・職員の方々のメンタルケアに利用していらっしゃいます。
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ご興味のある方は、メールにてご質問をお受けしています。
あなたにも、素敵な時間が訪れますように・・・。
by "Color Studio M"