★ コラム カラーセラピー ★
■ 色彩心理って何・・・? 皆さんは、「色彩心理」というものをご存知でしょうか? 色のお勉強をした事がある方なら、聞いた事があるかもしれません。 いったい、どういうものなのでしょうか? 簡単に言うと、「色と心の関係」です。 皆さんは、「青」と「赤」を見比べた時、どちらが「冷たく」感じますか? また、どちらが「暖かく」感じますか? これは、殆どの方が「青」→「冷たい」「赤」→「暖かい」と答えます。 つまり、「色」に反応する「心」。 平たく言えば、それぞれの「色」を見て、 それぞれの「色」に反応して、違った「感情」が起こる・・・という事になります。 また、上の例以外にも、 「緑」を見ると「ほっとする。」・・・とか、 「オレンジ」を見ると「活動的な感じがする。」・・・など、色々あります。 この「色」と「心」の関係(「色」を見て起こる「感情」)は、人間全てに「共通するもの」もあれば、 個人個人で「異なるもの」もあります。 先ほどの「赤」を見て、「エネルギッシュな感じがする。」と答える人もいれば、 「恐怖を感じる。」と答える人もいます。 後者の場合、過去に火事などを見て、火の恐怖を体験し、「赤」(=「火」)を見ることで、 その時の感情が沸きあがってきた・・・などです。 また、逆に、「心」の状態によって、気になる「色」も違ってきます。 元気な時は「鮮やかな色」が気になったり、 疲れている時は「柔らかい色」や「落ち着いた色」が気になったり・・・。 そういった「色」と「心」の関係を、「色彩心理」と言います。 好きな色に囲まれていると、元気になったり、安心したり・・・。 嫌いな色に囲まれていると、落ち込んだり、不安になったり・・・。 あなたは、どのような時に、どのような色が気になるでしょうか・・・? ☆ちなみに、「カラーセラピー」など、「色」を利用してセラピーを行うものは、この「色彩心理」を利用しています。 ■ カラーセラピーの歴史 カラーセラピーと聞くと、近代的なイメージを持ちますが、 色や色彩を使って人を治療した起源は古く、 古代エジプトでは、太陽の光を使い特定の色の光線が差し込むような部屋を作り、 その光を使い治療していたと言う記録も残っているそうです。 また、インドでは、5千年前から続くアーユルベーダと言う思想(伝統医療)の中で、 人間のエネルギースポット(チャクラと呼ばれる一種のつぼのような部分)を、 それぞれ色分けし治療に活用しています。 現代のカラーセラピーが生まれたのは1970年代頃のアメリカが中心。 当時、ヒッピームーブメントが花盛りで、精神・心理の世界への興味・回顧の流れの中、 これらの科学的見地からのアプローチも高まってきました。 荒れた刑務所の壁をピンク色に塗ったら囚人がおとなしくなった、 自殺の名所だった橋の色を塗り変えたら自殺者が1/3に減った、 などのケースを科学的な裏付けで検証していきました。 そして、色彩心理学を元に、体調・精神の治療を目的としたカラーセラピーが 確立されていったのです。 現代では、カラーセラピーの手法も色々と増えてきています。 ■ カラーセラピーの不思議 「カラーセラピーの不思議」についてお話します。(^^♪ 「カラーセラピー」という言葉。 皆さんも、あちらこちらで聞かれていらっしゃると思いますが、実際のところ、 「どうして、色でセラピーが出来るの?」・・・と、思っていらっしゃるかもしれません。 この答えは、「色」の正体を知ると、わかりやすいかと思います。 「色」は電磁波の一種で、波のような形をとって進みます。 この電磁波(波)は、人間の目から入って、電気信号に変換され、脳に伝わります。 この電気信号の刺激が、脳の働きに影響を与えます。 また、この波は、目からだけではなく、人間の皮膚からも体に取り込まれます。 皮膚は「色」を見分ける事は出来ませんが、「波」を感じることは出来るからです。 こちらも、皮膚で感じた電磁波(波)の刺激によって、人間にさまざまな影響を与えます。 この影響は、人間の心に対してであったり、体に対してであったりします。 青色の光を見たり体に当てたりすると、気持ちが落ち着いたり、脈拍が下がったりします。 赤色の光に変えると、気持ちが高揚したり、脈拍が上がったりします。 他の色に関しても、それぞれ電磁波の波長の大きさが違うため、それぞれ違った影響を与えます。 カラーセラピーは、上記の色の働きを利用しているわけです。 ※カラーセラピーには・・・ カラーボトルを使うもの(センセーション・カラーセラピー等) クレヨンなどを使うもの(アートセラピー) カラーライト(照射)を使うもの ・・・など、さまざまなものがあります。 ■ カラーボトルのセラピー「センセーションカラーセラピー」を始めたきっかけ! 私がカラーボトルのセラピー「センセーション・カラーセラピー」を始めたきっかけをお話します。 2年前の事。 私は現在と同じく、色々な講座を受け持っていたのですが、講座の生徒さんによく、 「先生のところは、カラーボトルのセラピーはしていらっしゃらないんですか?」と訊かれていました。 「そうねぇ・・・。うぅ〜ん・・・。」 「そういえば、カラーボトルも面白そうだなぁ・・・。」 「調べてみようかなぁ・・・。」と思いながらも、1年ほど過ぎていました。>長い。 ・・・とある日の講座で、生徒さんが講座の終わりに、 「先生、私、センセーションっていうカラーボトルのセラピーの資格を持っているんですが、今、いろんな人に行っているんです。先生にも、一度させて頂きたいんですが、どうでしょうか?」と言われました。 「ん?センセーション?何だろう・・・それ。」といった感じでしたが、 気になっていた「カラーボトルのセラピー」という事で、一度行って頂くことにしました。 「センセーション・カラーセラピー」・・・ その生徒さんは(いや、セラピストさん・・・ですね!)、 きれいな10本のカラーボトルを順に並べ始めました。 「うぅ〜〜〜ん。何が始まるんだろう・・・わくわく♪」と見ていると、 「この10本のカラーボトルから、今、気になるボトルを6本選んで下さい。」と言われました。 「えぇ〜〜〜!6本も!?」と思いましたが、あれあれ不思議。 あっという間に6本選べてしまいました。 その6本をグループに分けます。 本質・現在・未来。 セラピストさんは、次々と、私の本質・現在の状態・未来のビジョンを言い当てて行きます。 「スゴイ・・・!」 何も言っていないのに、ぴったり当てられてしまったのです。 自分では気が付かなかった願望や気持ちまで! とにかく驚いた&セラピストさんとお話をしているうちに、自分の気持ちや考えの整理も出来て 「すっきり!」 「そうかぁ・・・。」 「これが、カラーボトルのセラピーかぁ・・・。」と、納得しました。 カラーボトルのセラピーは、この「センセーション・カラーセラピー」の他にも、オーラソーマやオーラライト、アヴァターラ、キャメスなど、色々とありますが、「センセーション・カラーセラピー」はセラピストになる費用も安価ですみますし(もちろん、内容は濃いです。)、ボトルも10本で出来るので、ボトルの管理も安価で、持ち運びも楽なので、どこででも出来るという利点があります。 ・・・と言うわけで、私も、セラピスト&ティーチャーの資格を取り、現在、スタジオで教えています。 私のお勧め「センセーション・カラーセラピー」。 あなたも、お勉強してみませんか? ■ チャクラに対応する色&石のお話 皆さんの体に存在する「チャクラ」と、それに対応する「色&石」のお話です。 チャクラとは、サンスクリット語で「車輪」という意味です。 以下で示す7つのチャクラは、生命エネルギーを吸収したり、同時に微細なエネルギーを与え、 それぞれが特定の器官や部位 の働きに影響を及ぼしています。 チャクラはエネルギーの入り口でもある為、 それぞれの色に対応する石のエネルギーを利用したヒーリング方法もあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ □第7チャクラ:脳上部、右目、松果体 一体意識、霊的意識、意識の広がり、知識、直感 すべてを包む愛とのつながり・・・紫、白、透明 ★バランスが崩れると・・・ 肉体・精神レベルの両方で混乱と調整トラブルが生じます。 ★対応する色の石 クリアクォーツ、ムーンストーン、セレナイト、アポフィライト、アメジスト、フローライト、 スギライト、チャロアイト、タンザナイトなど □第6チャクラ:脳下部、左目、鼻、背骨、耳、脳下垂体 サイキック能力、思考のコントロール、 理解、ひらめき・・・藍色 ★バランスが崩れると・・・ 現実離れ、妄想、理解力の欠如、自分を見失うなど ★対応する色の石 ラピスラズリ、カヤナイト、アズライト、サファイア、ソーダライトなど □第5チャクラ:喉、甲状腺、肺上部 、腕、食堂 自己表現、コミュニケーション、創造性、責任感・・・青、水色 ★バランスが崩れると・・・ 感情と表現のバランスが失われ無気力・ハイになったりします。肩凝り、頭痛などを引き起こします。 ★対応する色の石 アクアマリン、ブルーレースアゲート、アマゾナイト、ターコイズ、クリソコラなど □第4チャクラ:心臓、肺、循環器、胸線 感情の中心、自他への愛情、安らぎ、共感、信頼 ・・・緑、ピンク ★バランスが崩れると・・・ 自分と周りの世界との調和が保てなくなります。権力・独占欲、偏見、不寛容、自分を愛せない・大切にしない ★対応する色の石 アベンチュリン、ジェイド、ペリドット、マラカイト、エメラルド、ローズクォーツ、 ロードクロサイト、クンツァイト、コーラルなど □第3チャクラ:胃、肝臓、胆嚢、膵臓、太陽神経叢 力、支配、強さ、個性・・・黄色 ★バランスが崩れると・・・ 不安、ストレス、自信喪失、緊張、混乱、消化器のトラブル、免役疾患、アレルギー、高血圧、パニック発作、 不眠症、皮膚のトラブルなど ★対応する色の石 シトリン、イエローカルサイト、アンバー、 レモンクォーツ、イエロージャスパーなど □第2チャクラ:生殖器、泌尿器、腎臓、脚 活力、自己評価、人間関係、欲望・・・オレンジ ★バランスが崩れると・・・ 不安、怒り、欲求不満、楽しいと感じない、感受性の欠如、集中力の欠如、過去への執着、腰痛、 消化器のトラブル、膀胱炎、生理不順、性的トラブルなど ★対応する色の石 タイガーアイ、シトリン、サンストーン、カーネリアン、オレンジカルサイト、アンバー、 アゲート、トパーズなど □第1チャクラ:副腎、膀胱、外性器、脊椎 生きる意欲、生命力、生殖能力・・・赤、黒 ★バランスが崩れると・・・ 不活発、疲労、孤立・疎外感、無気力、気分が変わりやすい、暴力的感情、関節炎、胃腸下部の不調、 冷え性など ★対応する色の石 ガーネット、ルビー、ジャスパー、ヘマタイト、スモーキークォーツ、オニキス、オブシディアンなど ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 思い当たる症状がある場合は、その部分のチャクラの働きが弱まっている可能性があります。 対応する「色」や「石」を身につけると、症状が緩和されるかもしれませんね! |