★ コラム カウンセリング ★
■ カウンセラー・セラピストに必要な事って!? このHPをご覧の方で、カウンセラーやセラピストを目指されている方も多いかと思います。 「カウンセラーやセラピストになるにはどうすればいいのですか?」 皆さんが疑問に思っている事ですし、実際に質問も頂いたりします。 答としては、まずは理論。 心理学を初め、カウンセリング理論など、カウンセリングやセラピーを行うのに必要な事柄を学びます。 そして、理論に加えて、とても大切な事があります。 それは、「心」・・・です。 そう。 カウンセラーやセラピスト「自身」の「心」なのです。 1、カウンセラーやセラピスト「自身」が自分の事を好きか?(認めているか?) 2、人に対して、「あたたかさ」を持っているか? 1、は、カウンセラーやセラピスト自身が自分の事を好きでない場合、 クライエントの欠点が許せない場合があります。 人間誰しも、欠点はあります。でも、長所もあるのです。 「欠点プラス長所」両方があって「人間」なのです。 欠点も含めた自分を受け入れられるかどうかは、とっても大切なポイントです。 丸ごとの自分を受け入れられて初めて、クライエントを受け入れられるようになります。 2、は、ふだんのコミュニケーションでも大切な事ですが、特に、カウンセラーやセラピストの場合、 クライエントの話を訊く「態度」に関わってきます。 もし、あなたがクライエントだったとして、横柄な態度や、高圧的な態度、 批判的な態度のカウンセラーやセラピストに話を訊いてもらいたいと思うでしょうか? 答は「いいえ」だと思います。 1、の内容と重なりますが、クライエントを丸ごとを受け入れる「あたたかさ」(包容力)があって初めて、 クライエントは安心して話が出来るのです。 自分を好きでいるかどうか。 人間的な「あたたかさ」を持っているかどうか。 カウンセラーやセラピストにとって、とっても大切な事なのです。 ■ エゴグラムをやってみよう! エゴグラムとは、ジョン・M・デュセイ博士が開発したもので、 心理状態を、エゴグラムと呼ばれるグラフで示し、視覚化することで判断できるようにしたものです。 ☆心理を 5 つに分解 人の心理を大きく分けて、まず 3 つに分類します。 1 つ目は保護者の心 P、 2 つ目は成人の心 A、 3 つ目は子供の心 C です。 更に、 保護者の心 P を、批判的な親の心 P(CP)、愛情深い親の心 P(NP) 子供の心 C を、自然な子供の心 C(FC)、順応する子供の心 C(AC) の合計 5 つに分類して判定します。 そして、どの人の心にも、上記の5つの心は存在します。 この5つの心のバランスによって、 外界からの刺激(コミュニケーションなど)に対する反応の仕方が変わってきます。 現在の自分の心理状態を、簡単なテストでチェックできますので、 ご興味のある方はどうぞ! ※エゴグラムは、「現在の」心理状態を表わします。 また、一生同じというわけではなく、変化していく可能性もあります。 エゴグラム鑑定 http://cgi.tky.3web.ne.jp/~missm/cgi-bin/egogram.cgi?url=http%3A%2F%2Fwww6.ocn.ne.jp%2F%7Eguuska%2F&title=%83G%83S%83O%83%89%83%80%8A%D3%92%E8&bg=99ccff&text=006600 ■ ポジティブ&ネガティブ ☆ 肯定と否定 皆さんは、ポジティブとネガティブの違いは何だと思われますか? ポジティブ → 明るい。前向き。元気。 ネガティブ → 暗い。後向き。元気がない。 ・・・こんな感じだと思います。 皆さんの周りにも、ポジティブな人&ネガティブな人がいらっしゃるかと思います。 では、その人達の違いって何でしょう? 「表情?」「姿勢?」「行動?」・・・そうですね! 他には・・・「言葉?」・・・そうです!!「言葉」なのです。 前向きな人はポジティブな言葉を、後向きな人はネガティブな言葉を「良く」使います。 (もちろん、人間ですから、どちらか一方の言葉しか使わない・・・という事はありませんが、 比較的多く使う言葉が、ポジティブかネガティブか・・・という事です。) そして、言葉には、その人の「考え方」がにじみ出ます。 ポジティブな人は「肯定」する言葉が多く、 ネガティブな人は「否定」する言葉が多いのです。 そして、この「言葉」。 実は、とても大きな力を持っているのです。 皆さんは、人と話している時、肯定されるとどんな感じがしますか? →嬉しい。認めてもらったなと思う。好感を持つ。 では、否定された場合は? →悲しい。腹が立つ。認めてもらえなかったと思う。嫌いになる。 どうでしょうか・・・? 言葉は、単に口から出ている音ではなくて、それを聞く人に影響を与えます。 つまり、ポジティブな言葉は、周りにもポジティブな感情を起こさせますし、 ネガティブな言葉は、周りにもネガティブな感情を起こさせます。 そして実は、言葉は周りだけではなくて、 その言葉を発している「本人自身」にも影響を与えているのです。 言葉を発した時、人はその言葉を耳から聞きます。 耳から入った言葉は、脳に届き、潜在的にそのようになるように脳が働きます。 ですから、ポジティブな言葉を聞くと、脳はポジティブになるように働き、 ネガティブな言葉を聞くと、ネガティブになるように働くのです。 そしてこれは、その人自身の「行動」にも現れてきます。 つまり、「その人の考え方が言葉に表れる」だけではなくて、 逆に「言葉が考え方や行動を変える」事もあるのです。 いつも不平不満ばかり言う人と話すのは、あまりいい気分にはなりませんよね? それは、その不平不満を聞くと、こちらの気持ちもネガティブになるからです。 そして人は、無意識にそういった言葉を避けようとします。(理由は上記の通りです。) でも、「自分自身」は平気で言っていたりします。 そして、よけいにイライラしたり、落ち込んだり・・・。 もちろん、人間ですから、腹が立つ事もありますし、愚痴を言いたい事もあります。 全く、そういった言葉を言うなという事ではありませんが、 ポジティブな言葉を「多く」使うようにすれば、周りとも上手くいきますし、 自分自身も元気に前向きになっていきます。 (知らず知らずのうちに、ポジティブに向けて行動している場合もあります。) 人に親切にしてもらったら、「すみません」ではなく「ありがとう!」。 新しいことをする時、「どうせ出来ない」ではなく「とにかくやってみよう!」。 ポジティブシンキングは、ポジティブな言葉からも得られるのです。 ■ 心理面ケアの「担当分野」 心理面でのケアの「担当分野」についてのお話です。 ★心理カウンセリング 言語的(言葉)及び非言語的(身振り手振り・しぐさ・表情)コミュニケーションを使って、 健常者の行動や考え方が、より良い方向に変わることを試みるものです。 病院が、病気に当てはまる分野のパーソナリティー(人格など)や機能的障害(脳梗塞など)を治療するのを、 主な狙いとするのに対して、 心理カウンセリングは問題を抱えた「健常者の問題解決」、あるいは問題を抱えているわけではないが、 さらに「自己成長を求める人の向上を手伝うもの」です。 ★精神科 統合失調症(精神分裂病)、うつ病、 神経症などを対象として病名を付けて(幾つかのパターンにあてはめて病名を付ける)、 「薬物治療」を行います。 ★神経科 脳梗塞、脳出血、脳腫瘍のように、「脳の中に何かができている病気」を主に治療します。 手術が必要な場合もあります。 ★心療内科 環境の変化(ストレス)によって、かかっている体の病気が悪化するような「心身症」の治療をします。 ☆当スタジオでは、上記のうち、心理カウンセリングを行っています。 http://www6.ocn.ne.jp/~guuska/kouza1.htm#counsering ■ 右脳人間? 「左脳」と「右脳」のお話です。 「左脳」は、理論・言語・計算などを担当します。 一方、「右脳」は、直感・感性・ヒラメキなどを担当します。 もちろん、左脳と右脳がどちらかだけで動くという事ではなく、 お互いに連絡をとりあって動いています。 ところが人によって、「左脳優位」の場合と「右脳優位」の場合があります。 俗に言う「左脳人間」「右脳人間」・・・というものです。 「左脳人間」は理論派。物事を理論立てて整理して捉える事が多いです。 一方、「右脳人間」は直感派。物事を感性や直感で捉える事が多いです。 どちらも一長一短、それぞれ脳の「個性」です。 で、話は長くなりましたが、私は「右脳人間」です。 理屈で色々考えるのも好きなのですが、迷ったら感性で動いた方が上手くいく人です。 普段、人に話をする時も、一応は話す事を考えておきますが、実際には、 「話しながら考える」感じです。・・・というよりも、 「話しながらヒラメキが起こる」感じです。 話す事で、頭が回転する・・・といった感じでしょうか。 昔は、考えないと話が出来ないタイプでした。 つまり、「左脳人間」っぽかったのです。 なので、理屈で物事を捉えるのが好きでした。 ですが、今は正反対。 もちろん、理屈で捉える事はしますが、どちらかというと「感性優勢」で動いているような感じです。 ↓ ↓ ↓ 私に何が起こったのか・・・? 色々考えてみると、思い当たることがあります。 一つは8年前に「色の勉強を始めた事」。 そして「アートセラピーで絵を描くようになった事」・・・です。 色は右脳を刺激し、活性化させます。 右脳が活性化する事で、物事を理論重視ではなく、感覚(直感)でも捉えられるようになったのかもしれません。 結果。 「楽です☆」 昔ほどストレスがたまらなくなりましたし、広い視野で物事を見れるようになったような気がします。 あと、人を許せるようになったかな〜〜〜。 ここで、一つ良いお話を! 「右脳」を良く使う人は、「長生き」するのです。 これは、心理学のデータでも出ていて、 「右脳」(感性部分)を良く使う「画家」などは、80歳以上生きる方が多く、 「左脳」(理論部分)を良く使う方は、短命の方が多いのです。 そして、「左脳」はストレス脳、「右脳」はリラックス脳 とも言います。 「左・右」。両方、バランスよく使えると良いのですが、 出来れば「右脳」を上手く使って、人生を楽しく有意義に過ごせたら素敵だなぁ・・・と思います。 |